副業＊起業＊独立　個人事業主になろう

最近、一日平均１５，０００歩歩いて、毎日全身筋肉痛なきらりんです


唐突ですが、死んだことありますか？

もしも死んだことがあれば、いまこの世に生きて、ブログなんて読んでいませんよね（笑）

だけど、私は死んだことがあります
生死を彷徨う（さまよう）体験をしてから、霊感が強くなって、霊感体質になりました

霊感のことはひとまず置いておいて
人間の死は、肉体の死だけではありません
肉体が生きていても、精神が死んでしまって、廃人のように生きている人がいます

そう、私が死んだというのは、一度廃人になりかけたのです


絶望にぶつかると、希望が見えなくなる

自分の生きている価値が分からなくなって
死にたい
人間やめたい
なんて思ったりします

だけど、廃人への道を進みながらも、そういう時でも人は、冷静に
「そろそろ今回はやばい」なんて
正気と狂気とが、精神の中で戦っていたりする
死を目前として、命の最後の最後まで

「死を意識しながらも、最後の最後まで、人は生きたいと願う生き物」なんだ

そう気づいた時にとても感動が心に押し寄せてはいたけれど
廃人の一歩手前だから
肉体はぼーっとして涙は出なかったけれど、心は大洪水


だけど、まだまだ私は冷静に考えていた

私はこのまま電車に飛び込めるかもしれない

だけど、電車に飛び込めるくらいなら
私はこのしがらみを飛び出して
何にも縛られることなく、最後に何だってできる！


そう思ったとき、すべてが解けた
自分の心を縛っていたものから、開放された気がした

これまで多くのかけがえない財産を、時間を失い続けて生きてきたけれど
「もうこれ以上失うものが無い」
と分かった時に
自分が自分らしく在ることの他に、もう他に何も失うものが無いんだ
って思えた時に
そう悟れた時に

すべてを捨てる勇気を得た

過去も、家族も、友達も
捨てたくは無い、大切なものがたくさんあったけれど

すべてを引き換えにしても、もう譲れなくて

人は廃人への道を進みながらも、まだ生きたいと願う
生きたいと願うか、もう願っていないのか
そこが廃人かどうかの分かれ目だと知った

それで、廃人になるぎりぎりの直前で、すべてと引き換えに、すべてを捨てて
家を飛び出して
ひとりで生きていく決心をして、自分の人生の責任をすべて自分で背負う覚悟をして
自分の人生をやり直すことにした


そうしていまの私が在る、ここに存在している

私は、思う

人は何度でも生まれ変わることができる
古い自分は死んで、新しい自分に生まれ変わることができる

過去の自分はもう他人なんだ
人から見れば、過去の私も今の私も同一人物なんだけど
だけど、私はもうあの日の私じゃない


「もう自分はダメかもしれない」

絶望にぶち当たって
乗り越えた向こう側には、新しい自分と新しい人生、生きる喜びが待っている


死を意識するほどの体験とそれを乗り越えることを引き換えにして
人は何度でも生まれ変わることができる、何度でも